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여행

ソウル「駱山公園」と「漢陽都城(ハニャンドソン)巡城道」詳細ガイド

by 지식과 지혜의 나무 2025. 8. 31.
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駱山公園(ナクサン公園)は、ソウル市中心部で歴史と絶景を楽しめる観光スポットです。2002年に開園した公園で、朝鮮時代の城壁「漢陽都城」と緑豊かな森が調和する市民の憩いの場となっており、ソウルで最も美しい夜景が見られるスポットとして脚光を浴びています 。その眺望の良さから「ソウルのモンマルトルの丘」とも呼ばれるほどで、ここから眺める夕日と夜景はとりわけ美しいと評判です 。標高約124mの小高い丘で、市街地を一望できる展望台や散策路が整備されており、ライトアップされた城壁越しにNソウルタワーなどの夜景を望むことができます。歴史的にも価値が高く、園内には朝鮮王朝時代の首都漢陽を守った漢陽都城(ソウル城郭)の一部が現存しています。漢陽都城の城壁は1396年に築かれた全長18kmの史跡第10号で、駱山公園付近では興仁之門(フンインジムン、通称・東大門)から恵化門(ヘファムン)まで城壁が続き、夜間はネオンに照らされ幻想的な姿を見せます 。山の名前「駱山」は山の形がラクダのこぶに似ていることに由来し、昔は「駱駝山」とも呼ばれていました 。

アクセス
• 地下鉄でのアクセス: 最寄り駅は地下鉄4号線の恵化駅または漢城大入口駅(ハンソンデイッキ駅)です。恵化駅から公園までは徒歩15~20分ほどで、大学路エリアを抜けて坂道と階段を上るルートになります。漢城大入口駅4番出口からは約5分で城壁散策路の入口に出られます 。急な坂が続くため、歩きやすい靴で向かいましょう。
• バスでのアクセス: 東大門駅周辺から出ている緑色のマウルバス「鍾路03番」に乗ると、公園の近くまでバスで上がることができます 。東大門駅4番出口そばのバス停から乗車し、終点の駱山公園(ナクサン公園)バス停で下車すれば、公園入口はすぐ目です 。所要時間は10分程度で、徒歩の負担を減らしたい場合に便利です。
• タクシーでのアクセス: タクシーを利用する場合、運転手に「낙산공원(ナクサンコンウォン)」と伝えましょう。明洞やソウル駅付近の市街地から約15~20分で到着します。車は公園手前の「駱山三叉路」付近まで乗り入れ可能で、バス停と同じ地点で下車できます。料金は渋滞状況にもよりますが1万ウォン前後です。東大門エリアからなら5分ほどと近いです。

公園と城郭の見どころ

駱山公園山頂の広場から望むソウル市街のパノラマ。遠くにNソウルタワーや高層ビル群が見え、公園は夜景スポットとして人気があります  。

駱山公園の最大の見どころはパノラマ展望です。公園頂上の広場(展望台)からはソウル市街地を一望でき、昼は周囲の街並みと遠く南山のNソウルタワーまで見渡せ、夜にはきらめく大都会の夜景が眼下に広がります 。とりわけ夕暮れ時から夜にかけての眺望は素晴らしく、カップルのデートコースや写真撮影スポットとしても人気があります  。城壁沿いにベンチも整備されており、休みながら絶景を楽しめます。公園は24時間開放されているため、夜景鑑賞も可能ですが、遅い時間の訪問時も街灯と城壁のライトアップで足元は明るく、安全に散策できます 。

また、公園内を通る漢陽都城の城壁は歴史好きにとって魅力的な見どころです。漢陽都城は朝鮮王朝の首都・漢陽(現在のソウル)を防御するために築かれた城郭で、現在は一部が修復されソウル市民に親しまれています。駱山公園を含む駱山区間の城壁散策路(巡城道)は、恵化門から興仁之門(東大門)まで約2.1km・徒歩1時間ほどの区間で、城壁に沿ってゆるやかな坂道が続く散策コースです  。城壁には築造当時からの石垣が残り、所々で時代ごとの石の積み方の違いなども観察できます。また途中には城門もあり、東大門として有名な興仁之門は二重門構造を持つ壮観な門で、写真映えする歴史的建造物です。公園北側にある恵化門(小さな城門)は元々城内外を行き来するための門で、現在も石造の門楼が残っています。こうした城郭関連の史跡が点在し、公園全体が野外歴史博物館のような趣を感じさせます。

そして、公園の坂道を下った内側一帯には梨花洞壁画村(イファドンへキ画村)と呼ばれるエリアがあります。老朽化した住宅街だったこの地域は2006年からアーティストたちによる壁画プロジェクトが行われ、建物の壁や階段がカラフルなアートで彩られました 。まるで路上美術館のように可愛らしいイラストやカラフルな壁画が点在し、中には韓国ドラマの撮影に使われ有名になったものもあります。たとえばアベンジャーズのキャラクターが描かれた壁画や、カラフルな魚が描かれていた階段の壁画など、インスタ映えすると話題になったスポットもあり、多くの観光客が写真を撮りに訪れます 。壁画村のアートは散策路沿いから脇道にかけて点在していますので、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみてください。ただし住宅街でもあるため、大声で騒いだり住民の私生活の邪魔にならないよう配慮は忘れずにお願いします 。

巡城道の楽しみ方

漢陽都城の城壁沿いに整備された巡城道。昼間の散策では歴史的な城壁とソウル市街の眺望が同時に楽しめる。ゆるやかな坂道が続き、ところどころにベンチも設置されている  。

散策ルート例: 初めて訪れる方には、東大門からスタートして公園を目指すルートがおすすめです。地下鉄東大門駅からマウルバス鐘路03番に乗り、終点の駱山公園で降車しましょう(徒歩の上り坂を省略できます)。公園山頂の展望広場でソウル市街を見渡す絶景を楽しんだら、そこから城壁沿いの巡城道を下りながら散策します。城壁に沿ってゆるやかにカーブする道をたどり、途中で梨花洞壁画村のアートも鑑賞しつつ降りていくと、約1時間ほどで東大門(興仁之門)のところまで下山できます 。夕暮れ時に公園に着くよう計画し、日没から夜に変わるソウルの風景を堪能してから下山するルートは特に人気があります 。逆に恵化駅側から上るルートでは、大学路エリアから壁画村を経由して公園に至ります。坂道と長い階段が続くため少々体力を使いますが、その分途中で出会う壁画アートや路地の雰囲気をじっくり楽しめるでしょう。どちらの方向から回っても所要はゆっくり歩いて1~2時間程度です 。時間に余裕があれば往路と復路で異なるルートをとり、壁画村と城郭公園の両方を満喫するのも良いでしょう。

写真撮影のコツ: 駱山公園は昼と夜で違った景色を見せてくれます。昼間は青空を背景に城壁やソウルの街並みを撮影でき、歴史的な城郭と現代都市が同じフレームに収まるユニークな写真が撮れます。特に人気なのが夕焼けから夜景へのグラデーションを捉えることです。日没直後、オレンジ色に染まる空とソウルタワーのシルエット、そして徐々に灯る市街地の明かり…その移り変わりを公園の展望スポットから30分ほど眺めているのもおすすめです 。夜景撮影の際は手すりにカメラを固定したり、スマートフォンならナイトモードを活用すると綺麗に撮れます。壁画村では色鮮やかな壁画を背景に記念撮影をどうぞ。天使の翼の描かれた壁やカラフルな階段アートなど、人が入って映えるフォトスポットが点在しています。住宅街ゆえ照明が少ない路地もありますので、明るい時間帯の訪問が無難ですが、フラッシュ撮影や私有地への立ち入りは厳禁です。マナーを守って楽しく撮影しましょう。

おすすめの時間帯: 夕方~夜にかけての時間が最もおすすめです。前述のとおり、夕暮れの駱山公園は天下一品の美しさで、日没後はソウル随一とも言われる夜景が堪能できます 。特に夏場は日中かなり暑くなるため、涼しくなり始める夕方以降に訪れると快適です。夜23時頃まではカップルや観光客も多く、人通りがありますので女性一人でも安心して散策できます 。もちろん早朝や昼間の澄んだ景色も魅力的で、人が少ない時間帯にゆっくり写真を撮りたい方は午前中の訪問も良いでしょう。ただし壁画村は住宅街のため、早朝や夜遅くの訪問は騒音に配慮が必要です 。

散策時の注意点: 公園および巡城道は比較的整備されていますが、ところどころ坂道や階段があります。歩きやすい靴で行き、特に夜間は足元に注意してください。城壁沿いの道は柵も整備され安全ですが、高所が苦手な方は無理をしないようにしましょう。壁画村周辺では生活道路を歩くため、地元の方の迷惑とならないよう静かに行動することが大切です 。ゴミは各自で持ち帰り、壁画や施設を傷つけないようマナーを守りましょう。また、公園内にはトイレが設置されていますが数が限られるため、駅周辺で済ませておくと安心です。夜にタクシーを捕まえたい場合は、大通りに出た「駱山三叉路」バス停付近まで下ると見つけやすいでしょう。

周辺スポット

駱山公園と巡城道の周辺には、歴史と文化に触れられる見どころが点在しています。散策とあわせて訪れてみたいスポットをいくつかご紹介します。
• 興仁之門(フンインジムン / 東大門): 駱山公園の南端に位置する朝鮮時代の首都城門で、ソウルを代表する文化財の一つです。石造りの城壁と二層構造の木造楼閣が特徴で、1398年に完成し何度か改修されながら現在に至ります。夕暮れ以降はライトアップされ、背後の超高層ビル群との対比が美しく写真映えします。門の周囲は**東大門デザインプラザ(DDP)**やファッションビルが立ち並ぶ繁華街で、史跡と現代建築が融合した独特の雰囲気を楽しめます。
• 恵化門(ヘファムン): 駱山公園の北側に位置する小さな城門で、漢陽都城の4小門の一つです。1396年に初築され、その後壊されましたが1970年代に再建されました。現在は城壁に隣接して石門が復元されており、門の両側に残る城壁とあわせて往時の城郭都市・漢陽の面影を感じさせます。恵化駅から徒歩数分とアクセスしやすく、周囲は大学路エリアの入口でもあります。門自体は小規模ですが、背景にNソウルタワーが見えるスポットでもあり、散策途中に立ち寄って写真を撮るのも良いでしょう。
• 梨花洞壁画村: 駱山公園の西斜面一帯に広がる路上美術館です。古い住宅街だったエリアにアーティストが描いた壁画が約70点以上も点在し、カラフルでユニークな街並みが楽しめます 。坂道や階段の至る所に花や動物、童話のワンシーンを切り取ったような絵が描かれており、SNS映えするスポットとして日本人観光客にも人気です。韓国ドラマのロケ地になったことで有名になった壁画もあり(※ドラマ『屋根部屋のプリンス』の階段の壁画など)、聖地巡礼に訪れるファンもいます 。散策は無料で24時間可能ですが、住宅街ゆえ深夜早朝の訪問や大声での会話は控え、マナーを守って観賞してください 。
• 大学路エリア(テハンノ): 恵化駅周辺から広がるソウル有数の学生街・劇場街です。大小様々な劇場が100以上集まり、韓国演劇やミュージカルの中心地として知られる一方、個性的なファッションショップやカフェ、グルメ店が建ち並ぶ複合文化エリアでもあります 。中心にあるマロニエ公園では週末に若者の路上ライブが行われるなど活気があり、夜遅くまで若者や観光客で賑わいます。駱山公園から恵化駅方面へ下りて行けばすぐ大学路のメインストリートに出られますので、散策後にグルメやショッピングを楽しむのも良いでしょう。韓国の若者文化を感じたい方には外せないスポットです。

食事・カフェ・休憩処ガイド

散策の途中で一息つきたい時や、歩き終わった後の食事場所にも事欠きません。公園周辺や大学路エリアには観光客に嬉しいカフェやレストランが充実しています。
• 展望カフェ「カフェケップル」(카페 개뿔): 駱山公園の南側、城壁沿いの坂道にある有名なテラスカフェです。丘の上という立地を活かし2階建てのテラス席からソウル市街を一望でき、昼下がりのカフェタイムから日没後の夜景鑑賞までゆったり過ごせると評判です 。韓国ドラマのロケ地にも度々登場するお洒落な雰囲気で、城郭に囲まれたロマンチックなロケーションが魅力です 。メニューはコーヒーやケーキなどのカフェメニューのほか、夜にはビールやカクテル、ワインも提供しておりアルコールを楽しむこともできます 。営業時間は朝10時頃から夜22~23時まで(無休)と長く、日が沈んだ後でも利用できます 。アクセスは東大門方面から徒歩でも行けますが、先述のマウルバス鍾路03番を利用すれば「駱山삼거리(ナクサン三叉路)」停留所下車すぐです 。ソウルの絶景を眺めながらくつろげるため、ぜひ立ち寄ってみてください。
• その他のおすすめカフェ: 駱山公園周辺にはケップル以外にも眺めの良いカフェが点在しています。例えば、公園頂上近くには**「Cafe Tertre(テルトル)」という展望カフェがあり、フランス語で「小高い丘」の名のとおり高台に位置する3階建ての赤レンガ造りギャラリー風カフェです。各階で雰囲気が異なり、特に屋上テラスからのソウル市内パノラマビューは格別です 。また、そのすぐ向かいには「カフェラクダ」というユニークな名前のカフェ(韓国語でラクダは낙타)があり、公園山頂広場から少し下った静かな路地に佇んでいます。こちらもテラス席があり、城壁散策の合間に立ち寄るのにぴったりです。さらに、梨花洞エリアの麓の道沿いには韓屋を改装した雰囲気の良いカフェ**もあります。伝統家屋ならではの落ち着いた空間で、奥には庭園風のテラス席も設けられており、緑に囲まれながらゆったりとコーヒーを味わえます 。眺望重視のカフェから静かに寛げる隠れ家風のカフェまで、気分に合わせて選べるでしょう。
• 食事処(レストラン): お腹が空いたら、近隣の大学路エリアでの食事がおすすめです。大学路は若者の街だけあって飲食店の種類も豊富で、韓国の庶民的なグルメから話題のトレンドグルメまで何でも揃います。例えば、学生に人気の韓国料理店、24時間営業の屋台風食堂、有名チェーンのカフェやベーカリーなどが通り沿いに立ち並び、多様なグルメ店が集まっています 。特に大学路のメインストリートや恵化駅周辺には焼肉店や韓国鍋料理の店、トッポッキやキンパプといった軽食の専門店も多く、観光客でも利用しやすい雰囲気です。夕食時には行列ができる人気店もありますが、選択肢が多いので困ることはないでしょう。公園でしっかり歩いた後は、大学路で韓国料理に舌鼓を打ったり、おしゃれなカフェでスイーツを楽しんだりして旅の締めくくりにしてください。

駱山公園と漢陽都城巡城道は、歴史散策と絶景観賞を同時に楽しめるソウルでも貴重なスポットです。アクセスもしやすく、夜遅くまで開放されているので、初めてのソウル旅行でも安心して訪れることができます。ぜひ本ガイドを参考に、美しい景色と韓国の歴史文化が融合した駱山公園エリアを存分に満喫してください。楽しい旅になりますように!

Sources / 出典: 駱山公園・漢陽都城に関する公式サイトおよび旅行情報サイト【12】【15】【17】【21】【23】【26】【28】等より.

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